このコーナーは、webmasterが実際に販売している商品を使って、身近なものを修理、塗り替えにチャレンジする様子を紹介します。
技術的には初心者のwebmasterが最低限の道具を使ってどこまでできるかを報告。
職人さんがみると「ヘタクソ」と思われること間違いナシ、でも素人さんがみて「自分でもできそう!」と思ってくれるように頑張ります。

作品リスト ●食器棚編 ●敷居編 ●幼児用チェアー編


   
 ●幼児用チェアー編2


前回の作業から随分と月日が経ってしまいましたが、気を取り直して
続けてみましょう。
簡単にテーブルの色に合わせる為、ホシュールを上塗りするつもりだった
のですが、幼児が使うものですから一部の塗装に方針を変更しました。
まず全体の汚れを取り除くため、「GOOF OFF2」という米国製のクリーナーを
使用しました。これは当店でも取扱っている、水性タイプの環境にやさしいクリ
ーナーで、インクやオイルなどの油汚れ除去に有効です。


使用方法は簡単で、汚れに直接スプレーし、布やタオルで拭き取るだけです。
古い汚れは数分そのまま放置し、拭き取って下さい。
上の写真は原因不明のノリ状の油汚れです。
下の写真はノリ状の油汚れを「GOOF OFF2」でキレイにしたものです。




次に部分着色作業を行いました。
幼児用ですので、背板にクマの模様をつけることにしました。
まず、塗料が浸透しない紙(厚手の紙や紙パレットなど)で抜型を作り、
背板に貼りつけます。
次に、新聞紙などで周囲をマスキングします。
スプレー塗装は思った以上に塗料が周囲に飛び散りますので、広い
範囲を隙間無くマスキングして下さい。
また、塗料を使用する際はスプレー塗装に限らず、出来るだけ屋外
で作業して下さい。その際、風の強い日はホコリやゴミが塗装面に
付着しますので、避けた方が良いでしょう。



今回使用したのは「ホシュールスプレーのダークオーク」です。
20〜30cm離し、左右に均一のスピードでスプレーします。
一度に厚塗りすると液ダレが起こるので、薄めに塗り、2、3回に分け
て作業します。その際、間隔は15〜30分以上開けて下さい。
次に周囲と艶を合わせる為、「ホシュールスプレーの3分消し」を吹き
付けました。



右の写真が塗装後の写真です。
この後、表面保護の為に「ビーズワックス」(蜂蜜から抽出したエキス
で作られた、天然素材の環境にも体にもやさしい無害のワックス。)を
全体に塗り完成です。




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